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うみざるさんのプログラミング学習

フィヨルドブートキャンプ100日経っての振り返り

この記事はフィヨルドブートキャンプPart 2 Advent Calendar 2022の14日目の記事です。昨日はsasaboさんの「プログラマ2年目の記録」の記事でした。

※今年のフィヨルドブートキャンプのアドベントカレンダーはこちらです。

フィヨルドブートキャンプ Part 1

フィヨルドブートキャンプ Part 2

 

こんにちは、オンラインプログラミングスクールのフィヨルドブートキャンプでプログラミングを学習している、うみざると言います。

今年の8月1日からフィヨルドブートキャンプで学習をはじめ、11月にちょうど100日が経ちました。今回の記事では、学習を進める中で感じたことや思ったこと、100日までの振り返りなどをご紹介できればと思います。

初めてのブログ記事作成、はじめてのアドベントカレンダー登録ということで書きながら少し緊張していますが、最後までご覧いただけるとうれしいです〜

 

 

自己紹介

はじめに少し自己紹介をさせてください。改めてですが、うみざると言います。都内に住んでいる30代の会社員で、普段は官公庁の情報システムの部門(いわゆる情シスというやつですね)で働いています。もともとは今の会社の事業部門で働いていたんですが、部署移動で去年、今の部署へ移りました。

うみざるという名前の由来は趣味のダイビングから。ダイビング経験はまだ数10本ほどですが、年1〜2回ほど離島でダイビング旅行に行っています。こちらは↓昨年の座間味島でダイビングしたときに見たウミガメさんです。

ウミガメって毎日なに考えてんのかな

入会のきっかけ

やっぱりモノを作りたい

本業の情シスの仕事は(かなりざっくりですが)社内のシステム管理。各部署でのシステム導入に向けた要件定義や、ベンダーさんと協力してのシステムの設計や構築、果ては社内のクレーム対応など幅広く業務をこなしています。

しかし、どうしても発注側の立場だと自分でコードを書いてモノを作るという経験がしづらく、どうしたもんかなーーと去年からモヤモヤした気持ちがありました。

そんなとき、自分が所属しているオンラインの社会人コミュティで、プログラミングの勉強をしている知人から「フィヨルドブートキャンプって良いらしいよ!」と教えてもらい、グーグルで検索してみました。

それまでもプログラミングに何となく興味はあってプログラミングスクールにも関心はあったんですが、なんというかこう、お金お金でギラギラした感じがあって正直好きじゃなかったんです(すべてのスクールがそうではないとは思うのですが)

まぁ年収1,000万円稼げたらそりゃたしかに良いんだろうけど、第一はそこじゃないでしょ、やっぱりなんかモノを作ってひとに喜んでもらいたいでしょと思ってました。

何となくいい感じ

それでフィヨルドブートキャンプを検索してみたんですが、パッと見の印象で「あ、なんか、ここいい」と思いました。何でしょうね、こうオカネオカネしてない感じがありましたし、カリキュラムを見てもかなりガッツリ濃密にやっていく印象。

Rubyだけやってはい終わりじゃないのも良かったですし、そして現役のエンジニアからコードをレビューしてもらえる。

それにやっぱり料金の支払いが一括ではなく月3万円弱の月額払いなのもうれしいところでした。最初にドカンと支払ってしまうと途中で挫折したときのダメージが大きいですし、それに学習を早く進めて月会費を浮かせよう…!というブースト状態で勉強が進みます(早く進めるのはプログラミング学習的にいいのか?っていう点はさておき)

入会してどう?

ラクティスがむずかしい!でも楽しい!

フィヨルドブートキャンプでは受講生はプラクティスと呼ばれるカリキュラムをこなしていきます。学習の準備から始まりHTMLやCSS、Git、LinuxRubyとWeb開発に必要な技術を学びます。

それで少なくとも自分にとってかもしれませんが、このプラクティスがめーーちゃめちゃ難しいです。笑 最初のうちのHTMLとかGitとかのプラクティスは比較的すっと進んでいくんですが、Rubyのプラクティスに入ると難易度がぐぐっと上がりました。

ラクティスのページに課題を修了するための要件が書いてあるんですが、読んでも「は?これ何すんの?」っていう感じで初見は何をやっていいか分からない状態。笑

でも課題の説明文に何らかヒントがあって、キーワードを頼りにGoogle検索したり、公式ドキュメント読んだり、時にはペアプロをお願いしたりして何とか進めていきました。この要件ってどういう意味?このメソッドってなに?そもそもこの実装の進め方でいいんだっけ…?とかなり迷いながら(時に遭難しながら)進めていく感じですね。

やっているうちはシンドくなるときもあるんですが、基本的に進めていて楽しかったなと思います。(我ながら自慢ですが)入会してから毎日1日も欠かさず何かしら学習を続けることができ、なんでこんなにプログラミングにハマってるのかを自己分析してみたんですが、

  1. 大きな課題を小さくしてひとつひとつのステップに分解する過程がおもしろい。そしてひとつの工程がドミノ倒しのように連なって、最終的にラスボスを倒していく感じがあって良い(伝われ〜)
  2. 「ここをこうすればこうなるはず!」という予想がそのとおりになったときが快感(実際はエラーが出るときのほうが100倍多いですが…笑)
  3. 調べ物をしているときに没頭できる(メソッドを探して公式ドキュメントを漁っているときとか)

からかなと思います。たしかにどうしてもエラーが解消できずに調べても分からずに悩みまくるときもあるのですが、それでも続けられてるのはこういう理由があるからかなと思っています。

お気に入りの学習記録草生えシステム(勝手に命名

もともと自分は意思が強いほうではなく、何か手を付けても最後まで完走できずに中途半端に終わってしまうことも多くて、今までにも例えば英語の学習だったり副業だったり、これでモテると思って買ってホコリを被ったままのベース(楽器)だったりあるんですが、ひとりではやり抜くのがきつめな学習過程をいろんな人と共走しながら取り組んで行けるのはフィヨルドブートキャンプのナイスなところだな〜と思います。

本業で知ってるぜ!は大きな慢心だった

一応本業でシステム関連(といっても幅が広いのですがそれはさておき)の仕事をしているだけあってフィヨルドブートキャンプに入った直後は、「まー本業でもITとはそれなりに関わりがあるしまー大丈夫でしょ」と思っていましたがこれは大きなまちがいでした。

本業では主に事務的な処理をすることが多く、システムを作るために自分でコードを書いたりするわけではありません。個人的にPythonスクレイピングしたりExcelでマクロを組んだりして社内の業務効率化に向けた支援ツールを作ったりはしていたのですが、それもやはり、個人がしこしこと学んだ独学のレベル。

「あーHTMLね、はいはい…ちょっと待って、タグってどう書けばいいの」

「Gitってあれでしょ、ソースコード管理ツールのね、はいはい。えーっとどう使うんだっけ…」

Ruby…知らんこと多すぎる…チェリー本ちゃんと読もう…」

とまぁ、自分が思っていた以上に何のITスキルがない弱々な自分がいました。

知ってるとできるの間には雲泥の差があると思いましたし、今まで自分が培ってきたものではまったく太刀打ちできないなと感じて良い意味で鼻っ柱がへし折られました。

それでも、アホなプライドを捨てることによってプラクティスにちゃんと向き合ってきちんとしたスキルを見に付けたいと思うようになったのはとても良い変化でした。

これからやっていくこと

「分からない」にちゃんと向き合い続ける

プログラミングを学んだ100日間、もうとにかく毎日「分からん」との戦いでした(これは100+N日経った今も続いています)。そもそもITっていう分野が縦にも横にも広すぎますし、ほぼ知識ゼロの状態で学習をスタートさせたので必然的に毎日が「分からん」の連続になりました。

そうなってくると「お、また新しい概念だな?」「あーーなるほどそういうことか!」と発見があったり楽しくと思うときもあれば、「シンボルってなに…全然理解が進まんのだけど」みたいに分からんを咀嚼するのにかなりMPを消費するときがありました。

ただ分からないだけならいいんですが、それが続くと焦りを感じてしまったり自分の頭のわるさ(という、ある種の言い訳)を感じたりとマイナスな気持ちになるときも時としてありました。

それでもやっぱり続けられたのは、いい意味で自分に対していい加減にできたからかなと思います。まぁ今日できなくてもやり続ければいつか分かるようになると考えるようにしたり、とにかく白紙の紙に頭の中の考えを書き出して整理してみたりと、少しずつでも進めるようにしたらだんだんと光明が見えてくる(なんか大げさですが)の繰り返しだったような気がします。

これからも分からん状態は続いていくんでしょうし、逆に言うと分からん状態でなければ今の地点に安住してあぐらをかいてることになるはずなので、自分にとってのいい感じの分からんとの付き合い方を探っていきたいなぁと思います。

目標は可能な限り低くする

目標が大きくなるとそれを掲げた瞬間は気持ちいいんですが、結局やり遂げられないと元も子もないですし、「あーまたできなかった…」と気持ちも落ち込みがちです。

それならば…と自分はいつでしょうか、2年前くらいから目標はできるかぎり低くしよう!と考えるようになりました(この考えに反対のひともたくさんいると思います)。

とにかく目の前のことを今の力でこなす、そのあとのことはまた後で考える。まずは飛べるだけのハードルを飛ぶ。たまにこれから先のことを考えるようにしました。

こうすると精神衛生上も良いですし、やれたらやれたで達成感があります。フィヨルドブートキャンプで学習しているときもこの考え方をしていて、良いか悪いかは置いておいて、どうしてもやる気が出ないときはその日はプログラミング関係の本を読めば学習したことにしてOKってことにしています。

体調管理にほんと気をつける

あーたりまえの話なんですが、健康ってほんと大事だなって思いました。

フィヨルドブートキャンプに入会して90日経った頃にガッツリと体調を崩してしまったんですが、体調を崩すとほんとに脳が回りませんでした。集中しようと思ってもほとんど続かず、長い時間かけてひとつの物事を考え続けることが難しくなりました。

これは、ルーティンワークがほとんどなくロジックやシステムの構成を考えることが必要なエンジニアにとっては致命的だなと思いました。

すべてのタスクをこなせなくなる訳ではないと思いますが、少なくとも自分にとっては体調を崩してデバフがかかるとやれることがすごく少なくなってしまうなと。

規則正しい生活を送る、ヤバいと思ったら早めに休む、食事・運動・睡眠をきちんと摂る、などが基本的なことかもしれませんが大事だよなぁと思いました(いや、当たり前なんですがこれがなかなかできない)

おわりに

何やらバーっと書いてきましたが、総じて「プログラミングたのしいぜっ!」「いろんな点でフィヨルドブートキャンプまじ感謝!」って思ってます。

2022年ももう終わりそうですが来年も今の調子で(欲を言えばもっとアクセル踏んで、、でも時間が、、)、学習を進めていきたいと思います。

去年の今ごろは自分がプログラミングスクールに入ってがっつりコードを書いてるなんて思ってなかったので、来年の自分も今の自分が想像も付かないようなことをやっていてほしいな〜と。

最後までお読みいただきありがとうございました!

明日ははるまきさんが記事を書いてくださいます!